
こんにちは!まきです😃
卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)の手術を受けて7年が経ちました。
卵巣嚢腫の手術を受ける前も受けてからも、妊娠できるのかなととても不安でした😫
卵巣嚢腫と診断されてから、ネットで妊娠についての体験談をたくさん探しました。
私と同じように悩まれている方へ、私の体験談が少しでもお役に立てれば幸いです。
卵巣嚢腫の発見 症状がほとんどなかった私の場合
私は26歳で卵巣嚢腫と診断されるまで、自覚症状はほとんどありませんでした。
卵巣嚢腫の症状といえば
- 小さいうちは無症状
- 下腹部膨満感
- 便秘や頻尿
- 腰痛
- 生理痛
などがありますが、私の場合は生理痛が少しあるかなという程度でした。
20歳くらいのときに経膣超音波検査(エコー)をしましたが、そのときは卵巣に問題はありませんでした。
生理痛の痛みが強くなってきたなどと感じることはなかったので、全く気づきませんでした😫
たまたま行った婦人科で発見された卵巣嚢腫。
そのときの大きさは6〜7センチくらいでした。
内診で触診されると、
という感じでした。
気分悪くなったら言ってね。
すごく先生は優しいのですが、血液検査をされるような病気なんだ・・・
と思うとちょっと悲しくなりました。
血液検査は悪性腫瘍のマーカーをみるために行われます。
血液検査のあと、病状について説明を受けました。
- 卵巣嚢腫が6センチ以上あるので、手術適応である
- 薬物療法で卵巣嚢腫が正常の大きさになるような大きさではない
- 手術を受けなければ、茎捻転(すごく痛いらしい)になる可能性がある
ということで、婦人科の手術で有名な病院を紹介してもらいました。
放って置いた方が危ないよ!!
説明してもらって、多分大丈夫だろうと思いましたが、やっぱりちょっと不安でした。
卵巣嚢腫の腹腔鏡手術と傷
術前にMRIとCTの検査を受けて、やはり卵巣嚢腫で大きいところでは7センチくらいの大きさになっているので手術の適応であると説明されました。
ここまでくると「早くやっちゃいましょう!!」という気持ちになってきます。
卵巣嚢腫の手術のため前日から入院し、いろんな説明を受けました。
一番つらかったのは、浣腸でした笑
初めての経験でした・・・
しかも看護師さんチェックを受けるという、なかなかない経験でした笑
手術は全身麻酔で行われます。
全身麻酔は大学で勉強し、実際に患者さんに麻酔をする研修もありましたが、自分がされるとなるとドキドキです。
「ちょっと眠たくなりますよ〜」と言われたあとすぐに、気持ちよい感じになって、そこから全く記憶がありません。
麻酔ってすごいな〜と実感しました😃
最近の卵巣嚢腫の手術はほとんどが腹腔鏡下で行われるそうです。
私も腹腔鏡で手術してもらいました。
卵巣のチョコレート嚢胞の部分だけを切り取り、お腹の中で袋に詰めて体外に出していました。
手術の動画を術後に見せてもらって、すごくキレイに手術してもらったことに感激しました。
子宮内膜症もあったので、そこはレーザーで治療してもらいました。
手術当日から、ほとんど痛みもなく過ごしました。
起き上がるときに、ちょっとお腹に力を入れにくい程度です。
痛み止めを点滴してもらうこともできると言われたのですが、本当に痛くなかったので断りました😃
病理検査してもらい、悪性腫瘍の可能性は否定されました。
痛みがなかったので、家族に美味しいものを持ってきてもらい入院ライフを満喫しました😃
腹腔鏡手術後の傷は、おへそより下の左右に2箇所とおへその中に1箇所あります。
最初はピンク色でしたが、今では妊娠線のような薄い茶色になり、どれだっけ?というくらい目立たなくなりました。
1センチくらいの傷なので、水着など着てもほとんど他人にはわからないと思います。
1週間くらい入院し、退院後はすぐに働けるくらい元気でした😃
3年後に卵巣嚢腫が再発
手術後も定期的に卵巣のチェックをしてもらっていたのですが、3年後くらいに再発しました😫
そのときは卵巣が3センチくらいになっていました。
手術を2回するのも、リスクがあるからね。
ということで、ピルを飲み排卵を起こさないことで卵巣嚢腫を悪化させないようにすることになりました。
ただ、ピルを飲んでいても卵巣嚢腫が悪化することもあるそうです。
まだ結婚していなかったので、とりあえず薬物療法をすることになりました。
ピルの内服は特に副作用はなく、生理痛も軽くなりました。
飲み忘れないように気をつけるだけです。
妊娠してもいい状況になったら、すぐに妊娠をすることを勧められました。
一人目妊娠
薬物療法を始めて9ヶ月くらいして結婚しました。
先生に報告し、ピルの服用を中止しました。
半年たって妊娠しなかったら、不妊治療を検討したほうがいいかも。
半年で不妊治療しなくてはいけないというのにはちょっと驚きました。
私の場合は、リスクが高いので早めに手を打っておいた方がいいと言われました。
ピルを中止し、生理から2週間後の排卵するかもという時期に病院を受診。
排卵が2日後くらいということで、がんばるように言われました笑
その後生理が来なかったので、妊娠検査薬を使い妊娠が判明しました。
ピルを中止したすぐは、卵管がキレイで妊娠しやすいと言われているそうです。
妊娠が卵巣を休ませるのには一番だからね〜
そして無事に長男が生まれました。
二人目妊娠
長男が10ヶ月のときに生理が再開しました。
生理になると卵巣が悪くなってしまうかも!!と思っていたので、早めに二人目を産もうと思っていました。
長男が一人っ子というのは、性格的にもできるだけ避けたかったので・・・
そして2回目の生理がくることなく、またすぐに妊娠することができました😃
このとき卵巣を超音波検査で診てもらいましたが、3センチあった卵巣嚢腫はなくなっていました。
妊娠の力ってすごいですね。
こうして次男も無事に生まれました。
生理開始半年後の現在は・・・
次男の出産から10ヶ月でまた生理が開始しました。
生理開始から半年ほど経過したので、先日婦人科を受診してきました。
卵巣はきれいな状態で、特に卵巣嚢腫などの問題はありませんでした😃
卵巣嚢腫があっても、妊娠・出産することで、病気がなくなることはよくあるそうです。
これからも定期的に子宮や卵巣の検査は受けていこうと思います。
今のところ健康な状態で良かったです。
まとめ
- 卵巣嚢腫が大きい場合は手術適応
- 卵巣嚢腫の手術は、腹腔鏡で行うと痛みが少なく、傷も小さい
- 卵巣嚢腫の手術を受けても妊娠はできる😃
この記事は、私の卵巣嚢腫の手術・妊娠についての体験談です。
手術の経過や感じ方、妊娠については個人差がありますが、同じように卵巣嚢腫で悩まれている方の参考になれば幸いです。